目のデザインが持つ意味の一例として、先見の明、生命、魂、明瞭、知覚などが挙げられます。
タトゥーのモチーフとして人気のあるホルスの目は古代エジプトのシンボルです。ホルスとは天空・太陽の神として崇拝される男神で、遠い昔、王座を争いセトと争いを繰り返し、最後にホルスは勝利を収めた代償に左目を失う事となったという伝説があります。ホルスは左目に月の目を、右目に太陽の目を持っていたとされており、失った目はある神により元に戻してもらえたという説からこのホルスの目は守りの象徴としての意味を持つようになったようです。
この他に、第3の目としての意味を持たせる場合もあり、この第3の目とは直感、第6感のような現在の科学では証明されないような神秘主義的な概念の意味を示します。ヒンドゥー教の神として有名なシバ神は第3の目を額に持つ神として有名であり、現在もヒンドゥー教の人々の間では女性が額にビンディーという魔除けの印をつける習慣があります。